おおた整形外科クリニック院長の太田博史と申します。私は2000年に京都の舞鶴市から移住し、恵庭市の病院で23年間勤務させていただきました。
開業に関しては10年位前から、出身の岐阜市や、大学・研修医時代を過ごした関西などいろんな候補地を考えていましたが、長年お世話になった恵庭市やその近郊の方々に恩返しをしたいと思う気持ちが強く、最終的に慣れ親しんだ恵庭市恵み野での開業を決意しました。患者さんの訴えを良く聞いて、寄り添う治療ができればと思っております。
プライベートではギターが好きで、時間がある時はアコギやエレキの練習をしています。サラブレッドや中国ドラマも大好きです。
院長 太田 博史
私は2歳の頃両親が離婚し親戚の家に預けられることになりました。祖母が母親代わりとなりました。祖母は私を医師にすべく、忙しい家事の合間を縫って、私に算数を教えたりバイオリンを習う為に毎週遠くまで付き添ってくれました。高校2年生になって進路を決める際に、父親への反抗心から「僕は医者にはならない。他の道を目指す」と祖母に伝えたところ、祖母はショックを受けていました。今までに見たことのないような落胆の表情です。その悲しい表情は私を多いに悩ませました。そして1週間後、「自分を育ててくれた祖母を悲しませる事は絶対にできない、やはり医師になろう!医師になっておばあちゃんを喜ばせてあげよう」という思いから医師になることを決めました。
得意分野は東洋医学です。中でも漢方薬の処方に関しては日々勉強を続けています。整形外科では一般的にロキソニン、ボルタレンなどの消炎鎮痛薬やリリカ、トラムセットなどの西洋薬をよく使用しますが、あらゆる西洋薬を服用してもどうしてもよくならない患者さんがいらっしゃいます。そんな時に漢方薬でよくなられる例は少なくありません。私は心身一如(こころとからだはつながっていて、互いに影響しあっている)という言葉が好きですが、漢方薬には「心」に働きかける成分が少なからずあり、それがしばしば功を奏するのではないかと思っています。もちろん、漢方が苦手という方にはスタンダードな西洋薬による治療をさせていただきます。
平成3年3月 | 大阪医科大学卒業 |
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平成3年5月 | 京都大学整形外科学教室入局 |
平成4年 | 浜松労災病院整形外科研修医 |
平成6年 | 京都専売病院整形外科医長 |
平成9年 | 市立舞鶴市民病院整形外科医長 |
平成12年 | 恵庭第一病院整形外科部長 |
平成26年 | 恵み野病院整形外科部長 |
令和5年11月 | おおた整形外科クリニック開設 |